がんによる身体的問題や精神的問題を抱えている患者さんやそのご家族に、より早期段階から、それらの苦痛や悩みを取り除き、できる限り最高のQOL(人生の質、生活の質）を実現するための、あらゆるケアのことを指します。ホスピスや終末期医療とはまた別のものです。

早期から緩和ケアを行なうことで、治療の副作用や苦痛が軽減され、相談窓口を持つことで不安も減り積極的にがん治療に臨むことができ、良好な経過が得られます。

当院は、がん患者さんの日常生活のご相談から通院治療、疼痛コントロールやリンパ浮腫の軽減、ご家族によるご相談から在宅医療まで、患者さんと共に並走します。病院と自宅をつなぐ、患者さんにとって「第三の居場所」となれればと願っております。何でもお気軽にご相談下さい。

内科・緩和ケア内科担当；伊東　洋

■内科診察室

■エコー心電図ABI
（血管年齢測定）

■小児科診察室

夜泣きがひどくて、もうイヤ
自分が睡眠不足で、つらい・・
ミルク、足りているのかな
あれ？ブツブツができている！
どうしてこんなに便がゆるいの・・
今度は、便が出ない！
熱、あるんじゃない？
・・・

私も息子が赤ちゃんだった頃は、日々こう思って何日も眠れぬ夜を過ごしたものです。夫も仕事で留守が多い上に、実家も遠く、仕事を再開してからは保育園、幼稚園の両方にお世話になりつつ子育てをしてきました。誰かにちょっと話を聞いて欲しいお母さんの気持ちや、忙しい中、子どもを抱えて小児科にいらっしゃるお母さんの気持ち、よく分かるつもりです。

子どもをもつ同じ母として、常にお子さん、お母さんの立場になって共に悩み考えて診療し、よき相談相手となれるよう努力邁進致します。育児相談のみでも大丈夫です。どんなささいな事でも遠慮なく、お気軽にご相談下さい。

伊東　敦子